このレベルになると語数もぐっと増え、反面さし絵は少なくなり、いよいよ読書らしくなります。ほとんどが名作のダイジェストや映画のノベライズド作品で書き下ろし作品を見付けにくくなりますが、ダイジェストもあらすじだけでなく、登場人物の心理描写も含めて厚みのあるものとなり、文芸作品の雰囲気を伝えます。それでロマンスが増えていますね。
語彙的にも学校では習わなかった単語が増え、ここで急に難しくなったと感じる人も多いのですが、その場合は下のレベルにある同じ物語を読んでから再挑戦するのも良い方法です。
ひと口解説:佐藤まりあ(SSS英語多読研究会)