絵本とCDがセットになったパックです。
1971年のコルデコット賞受賞作品。アルメニアの昔話です。
ある晴れた日、のどが渇いたキツネはおばあさんが薪を拾っているあいだに、おばあさんのミルクをこっそり飲み干してしまいます。激怒したおばあさんはキツネのしっぽを切り落とし、ミルクを持ってこなければしっぽを返しであげないと言います。そこでキツネは、牛にミルクをちょうだいと頼みますが、牛は草を持ってこなければミルクをあげないと言います。そこで草に少し分けてほしいと頼みますが、草は水を持ってこなければ、分けてあげないと言います。こうして、しっぽを返してもらうために、キツネは懸命に森の中をさまよい歩きます。
1. Theme Song
2. Reading
3. Read Along
〔32ページ〕
Nonny Hogrogian
Moonjinmedia
(c)1971 by Nonny Hogrogian