考古学者のジョン・ファロウ博士は、アクスタルテ女王の秘密の墓の場所を知っていると言った。博士はエジプトに行き、新聞社にその話をした。ファロウ博士が忽然と姿を消したとき、サラハディン警部は、盗賊団が関与しているのではないかと疑った。しかし、警部は同時に恐れてもいた。警部は、アクスタルテ女王の呪いの言葉を読んでいたのだ。……私の墓に入った者は誰でも、私の墓から盗んだ者は誰でも、私の体に触れた者は誰でも、無残な死を迎えるだろう。そしてその者のまわりで、多くの者が死ぬだろう……。
〔19.8 × 12.8cm 65ページ〕
Milne, John; (IL) Dennis, Peter
Macmillan Heinemann ELT
Text (C) John Milne 1979, 1992, 1998, 2002, 2005
Design and illustration (C) Macmillan Publishers Limited 1998, 2002, 2005